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環境保全事業協同組合

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定休日:日曜日

排水設備調査

■排水設備調査とは?

環境保全事業協同組合では、各ご家庭の排水設備調査を行っております。
排水設備は各家庭から出る排水を敷地外へ流すための大変重要な設備ですが、下水管とつながっているからといって市が管理してくれるわけではなく、掃除・管理は家主様の管轄になります。排水設備の異常は日常生活に直結するため、快適に日々を過ごすためにも早期の対処が求められます。

また、敷地内の水道管の維持管理は各自治体(市町村)が行うのではなく、皆様個人で行う必要があります。詳細は各自治体のホームページからも情報発信されていますので、一部ではありますが、下記のページをご参照ください。
神戸市
奈良市
大和郡山市
京都市

■排水設備とは?

排水設備は主に、排水管と汚水桝(マス)を組み合わせて設置されています。排水管は家庭内からの汚水(トイレからの排水)・雑排水(キッチン・風呂・洗面台・洗濯機等からの排水)を敷地外へ流す役割を持っています。汚水マスは排水管内を流れる汚泥やゴミを掃除するために設置されており、排水管が合流する場所・曲がっている場所にあります。基本的に、家屋に沿って点在している汚水マスは「私設汚水マス」というもので、これらが家主様の管轄になります。

※私設汚水マスからの排水を一箇所に集め、そこから下水道へ流すための「公共汚水マス(最終マス)」だけは、例え敷地内に設置されていたとしても市が管轄することになりますのでご注意ください。

一戸建てに設置されている排水設備の簡略図

■なぜ排水設備調査/排水管洗浄が必要なのか?

排水設備の異常を放置してしまった場合、家庭内だけでなく周辺地域の衛生環境をも脅かす可能性があります。

●排水管の詰まり

排水管が詰まるとトイレやキッチンなどの水が流れなくなり、日常生活に支障が出てしまいます。さらに、詰まりが原因で汚水マスから汚水が溢れる恐れがあります。定期的な掃除をしていなければ汚水マスに沈殿しているゴミは腐敗しているため、周囲に悪臭が発生します。

排水管の内部に固形化した油などが張り付いている写真

●排水管や汚水マスの破損

亀裂や穴から汚水が漏れ出し、周囲に悪臭が発生します。汚水は地面に浸透するため、家屋の基礎部分を腐食させたりカビの発生に繋がる等の被害も懸念されます。さらに、漏れ続けると敷地外にも土壌汚染が広がってしまう恐れがあります。

亀裂が入った排水管の写真

●害虫の発生

汚水マスには、キッチンから流れた油が固まっていることがあります。不衛生なまま放置していると、害虫が発生して近隣にも多大な迷惑を掛けてしまいます。普段油を流さないよう工夫されている方も多いと思います。ですが排水設備の不具合は、入り込んだ木の根などが原因で起こることもありますので、やはり定期的な点検が必要です。破損などがあった場合、その原因箇所を特定するのは一般の方では大変難しく、時間も掛かります。当組合では、経験豊かな組合員が丁寧に調査を行っております。

■排水設備調査・洗浄を地域一括で行う理由とは?

当組合では、独自の調査により下水道設備が古くなっている地域を特定し、その地域で集中的に日程を組んで作業を行います。複数の地域に分散して洗浄作業を行うことを考えれば、余計な人件費・交通費・移動時間等が発生せず、効率よく作業を行うことが出来ます(その影響で工事の期間が延びることはありません)。

洗浄に特別な薬品は使用せず、当組合員が所有している高圧洗浄機を使用するため、必要以上の経費を掛けることなく短時間で洗浄することができます

洗浄の際、劣化等によるマス・排水管の破損を発見する場合もございます。劣化や破損などがあった場合はお客様に相談の上、お客様からのご要望があれば有料にて補修作業をさせていただきます(当組合は、市や県に所属する団体ではありません)。

排水設備Q&A

●詰まりの原因とは?
  1. キッチンから出る油分や小さな残飯など
  2. 木の根
  3. 排水管内のひび割れや劣化

ご家庭から排水される中には、キッチンから出る油分や小さな残飯などがほとんど毎日のように含まれています。こうした油や、流し・風呂などから流れた排水に含まれるわずかなゴミが、排水管内にこびり付いて詰まらせたり、汚水マスに蓄積されて大きな固形物になったりして、汚水の流れを悪くしてしまいます。汚水マス内に種子が落ちてしまったり、ひび割れた箇所から木の根が入り込むことで、水と栄養分が豊富な汚水マスの中で成長して詰まりの原因になることもあります。

●汚水マスの種類は?
  • 汚水マス・・・トイレ・キッチン・お風呂からの排水が流れてくるマスです。
  • 雨水マス・・・雨水専用のマスです。雨樋を通って流れてきた雨水が集まります。
  • 最終マス・・・排水設備の中で、下水本管に一番近い場所にあるマスのことです。
●汚水マスって何年くらい使える?
汚水マスは通常、10年程で老化等による劣化やひび割れが起こります。15~20年程経つと破損等により汚水がマスから溢れたり、配管から漏れたりします。ですが、「定期的なメンテナンス」や「一緒に暮らしている人数」などによって寿命は変わってきます。なるべくキレイに保つことで劣化を防げるので、それだけ長く使えます。
●公共汚水マスに異常がある場合どこに問い合わせるべき?
お住まいの地域の市役所(下水道課)にお問合せください。
ただし、「公共汚水マスと私設汚水マスを繋いでいる排水管」については家主様の管轄になりますのでご注意ください。

「汚水マス点検・洗浄・工事承ります!」

汚水マスの写真

汚水マスをご存知ですか?
汚水マスは、排水管から流れてくるゴミや汚泥などを掃除するために設置されています。敷地内に設置された汚水マスの掃除は、行政ではなく家主様の管轄になります。掃除はだいたい月に1度のペースで行うのが理想です。とはいえ、寒さや忙しさでなかなか手が廻らない方が多いと思います。

その汚水マスは使い始めて何年経ちますか?
汚水マスや排水管は経年によって段々と劣化してしまいます。ヒビ割れや詰まりで家屋内の水周りに支障が出たり、漏れ出た汚水で悪臭の原因になる可能性があります。そうなる前に、1度汚水マスなどの排水設備を点検してみてはいかがでしょうか?

当組合では、会員様を対象に無料の排水設備調査・洗浄作業を行っております。
調査の結果、会員様からのお申し出があった場合のみ排水設備工事も承っておりますので、お気軽にご相談ください。


「関東での排水設備工事に関して」

関東での排水設備工事については、当組合の組合員であり排水設備工事許可を取得している正興住建株式会社と協力して施工しています。
その他の工事に関しても、多数の組合員と協力を密にすることで、スムーズな施工を可能にしています。